盛り塩(もりじお)とは、皿の上に円錐形に盛った塩を玄関やお店の入り口に置く日本の伝統的な習慣です。 邪気を払いよい気を招く清めの行為とされています。
盛り塩の起源
中国の皇帝が後宮を巡る際、ある賢い妃が自分の部屋の前に塩を盛った。牛が塩を舐めるために立ち止まり、皇帝がその妃のもとに通うようになった——この故事から「塩を盛ると客を招く」という縁起かつぎが生まれました。
日本での2つの意味
- お清め・厄除け:空間を清め悪い気を防ぐ結界の役割
- 招客・商売繁盛:良いお客様を招き入れる意味
盛り塩の作法
- 場所:玄関の外、または家の四隅
- 塩:天然の粗塩
- 形:円錐形
- 交換:毎月1日と15日が目安
盛り塩とお香の組み合わせ
盛り塩で「結界」を作りお香の煙で空間を清める。この2つを組み合わせると、空間全体が清浄な状態に整います。掃除のあとに盛り塩を置き、お香を焚く。日本人が古くから行ってきた空間浄化の知恵です。
よくある質問
Q. 盛り塩はどこに置くのが正しい?
玄関の外の左右に一対、またはお店の入り口の両脇が一般的です。家の中に置く場合は、四隅やトイレの入り口などに置くこともあります。
Q. 盛り塩が崩れたら縁起が悪い?
崩れること自体に良い悪いはありません。湿気で崩れることが多いので、崩れたら新しい塩に交換するだけで大丈夫です。
Q. 使い終わった塩はどうする?
水に流すのが一般的です。排水口に流すか、庭に撒いても構いません。食用として再利用するのは避けましょう。


